No.373008
旧寺内家住宅Former TERAUCHI family residence
1921年竣工
建築的特徴
現在の持ち主
HISTORY旧寺内家住宅の歴史
元遍路宿の建物として利用されていた。竣工年は大正10年(1921年)で、出桁造で間口が広く、桜町通りの建物らしい佇まいをもつ。しばらく空き家となっていたが、平成30年(2018年)に「at Teramae」の建物として改修された。1階にはコーヒースタンドとアパレルショップ、2階にはデザイン事務所が入る。間口いっぱいに設けられた縦格子がつくるモダンな外観と、2階の床を撤去し二層吹抜けとした上で黒く塗りこめたダイナミックな内観が特徴的である。棟の両端には鳥衾が取り付けられている。
FEATURE旧寺内家住宅の特徴
01FEATURE
出桁造だしげたづくり
腕木や梁を外壁面よりも通り側に突き出し、その先端に載せた桁を出桁[ダシゲタ]という。「でげた」と呼ぶこともある。 出桁に垂木を渡すことで深い軒をつくることができる。町屋によく見られるもので、こうした架構を出桁造と呼ぶ。
02FEATURE
鳥衾とりぶすま
鬼瓦の上に配置される、上方に突き出る円筒状の瓦のこと。衾(ふすま)とは平安時代などにみられる寝具のことで、鳥の寝床を意味する。鬼瓦を鳥の糞から守るためのものだともいわれており、「鳥休み」、「雀瓦(すずめがわら)」ともいう。
MINAMI MAP全体マップ
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案内板Area Map
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お手洗いRestroom
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避難場所Evacuation site
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Wi-FiスポットFree Wi-Fi
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駐車場Parking
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撮影スポットPhoto spot
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美波遺産Minami heritage
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温泉Onsen
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観光案内所Tourist Information