やくよけ飴YAKUYOKE CANDY

「やくよけ飴」と呼ばれる板状の飴があります。昭和の頃には「薬師飴」と呼ばれた、長い歴史をもつ日和佐の名物です。やくよけ飴は11月ごろから製造され、多くの参拝客が訪れる正月三が日から2月の薬王寺での初会式[ハツエシキ]にかけての時期に販売されています。昭和後期ごろまでは、店頭で製造を実演しながら販売をしていたそうです。桜町通りの倉本製菓(創業昭和3年)は古くから残る老舗のひとつです。