厄除橋YAKUYOKE BRIDGE
厄除橋は桜町通りと日和佐浦をつなぐ、遍路道の一部です。江戸の頃から簡素な木橋があったようですが、洪水による流失を繰り返していたため、石橋にかけ変える計画が立てられたこともあったそうです。明治39年(1906年)、新たな木橋が現在の位置よりも少し東側にかけられましたが、度重なる災害による損傷から、昭和29年(1954年)には念願の鉄筋コンクリート製の橋に架け替えられ、15年後には歩道部分が追加されて、現在の姿となりました。旧厄除橋のたもとにあたる場所には、遍路道標が残されています。