通りに残る伝統的な建築REMAINING TRADITIONAL BUILDINGS

桜町通りには、明治から昭和にかけて建てられた建物が数多く残されています。それらは、平入の瓦葺き屋根で間口が3、4間であることが共通しています。また、軒を深く出す場合に用いる「出桁[ダシゲタ・デゲタ]造り」や通りに面した大きな開口に取り付けられた木製格子「出格子[デゴウシ]」などの特徴をもつものも多く、門前町としての佇まいを今日に伝えています。