九州出漁団KYUSHU FISHERMANS GROUP

日和佐では古くからの漁業が営まれていました。最盛期には長崎と福岡を拠点とする、九州出漁団と呼ばれるたくさんの漁師がいました。元の本拠地は長崎県福江島の玉之浦港にありましたが、まだ未開の地であった福岡へ移転することになり、富永恒太郎、徳島岩吉ら移転を推進した面々は郷里日和佐の服部旅館(現·きよ美旅館)に集まり、血判同盟を行いました。この後、九州や台湾へと漁場を拡大し、日和佐に大きな富をもたらしました。