稚児入練供養CHIGOIRINERIKUYOU

薬王寺では毎年、正御影供[ショウミエク]の法会と合わせて稚児入練供養[チゴイリネリクヨウ]が行われます。地元では稚児行列[チゴギョウレツ]といわれ、特別な衣装を着た稚児と呼ばれる小学校入学前の子どもたちが、僧侶を先頭に詠歌組[エイカグミ]・稚児・象(木造白塗、車付)の順に二列縦隊になり、桜町から薬王寺の大師堂まで練り歩きます(練供養)。大師堂では詠歌が挙げられ、僧侶の読経が終わると稚児達にお菓子が授けられて、この行事は終わります。