通りの説明ABOUT THE STREET

江戸時代後期の桜町通りは川沿いに蛇行する畦道でした。洪水の度に道幅が変わっていたため、その状況を憂いた薬王寺12代住職「宥深上人」[ユウシンショウニン]が、文政元年(1818年)、郡代に許可を得て薬王寺から厄除橋までを直線の道に改良し、参道として利用されるようになりました。それから次第に民家や遍路宿が増え、昭和10年頃(1930年代)には旅館や土産屋さんが立ち並び、現在の桜町通りの原型がつくられました。